ブログ

今週の太鼎堂〜子宝治療の学び〜

おはようございます!

横浜 鶴見の

「人と社会を元気にする」太鼎堂鍼灸院 松下 優です!

今週の太鼎堂です!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

✳︎本文の前にお知らせ✳︎

【元気になる情報、ニュースをお届け!】

事件や天災、季節の変わり目などで体調を崩さないような情報も届けます

▷太鼎堂鍼灸院公式LINE

http://nav.cx/9oEIipT

↑お友達登録よろしくお願いします!

 

誰でも参加できる【東洋医学の知恵を身につける講座】

▷元気になるお話会(オフラインの勉強会)

◉毎月第2木曜日10:00〜11:30

◉太鼎堂鍼灸院でやってます。

◉参加費は500円以上の寄付(初回のみ2,500円でテキスト代が含まれます)

 実技指導も丁寧に行います、「本当に元気になります」

 自分で自分の健康を作るお手伝いをいたします。

「あなたらしさ100%」で生きるその知恵は東洋医学に詰まっています。

お問い合わせは↓

https://taiteido.com/contact/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

—————————————————————————

お産に立ち会う先生から学んできました

—————————————————————————

 

今週は藤田 恵子先生の子宝治療(不妊治療)を学びに行ってきました!
最近では日常の会話やSNSでも「不妊」というワードに触れることが増えている感覚があります。
藤田先生もここ10年ほどで当たり前に聞く話になったとおっしゃっていました。

不妊治療の講習会ってたくさんあるのですが、なぜ藤田先生の講義を受けたかというと
「お産に立ち会う鍼灸師」だからです。
「陣痛が来ない」なんていう電話が普通にかかってきます(笑)

 

お産は家族にとって大きな人生の転機であり、命懸けの現場なわけですから、
お母さんはもちろん助産師や医師にも信頼されていないとそこに立つことはできません。
「最高のお産をプレゼントしたい」と20年以上お産に携わってきた先生が伝える不妊治療を聞きたくて受けました。

 

 

—————————————————————————

最高のお産を追い続けたからこそ、伝わる言葉

—————————————————————————

 

「最高のお産」を追い続けた藤田先生は寄り添い方や伝わる言葉が違います。
「大丈夫よ」と寄り添ったり、「なーに言っちゃてんの!」とお母さんみたいに叱ってくれたり。
治療室はいつでも温かいです。なぜか実家に帰ってきた感があります(笑)

 

不妊治療ってどこか「命を授かることがゴール」な感じがしてしまうけれど、
「産んで育てるまで」がゴールだと思っています。

よく藤田先生がおっしゃるんですけれど、
「また産みたい」と思えるお産が増えたら元気な人はもっと増えます。間違いなく。

 

私はまだお産を経験したことがないですが、そんなふうに思えるお産を経験したら
なにがあっても踏ん張っていられるし
たとえ倒れても「やったるわい!」と立ち上がれる感じがします。
それぐらい大きな成功体験だと思うんですよね。

 

 

帝王切開でも無痛分娩でも、吸引分娩でも、全てのお産が母子にとって特別な瞬間。
でも、母子共に「やり切った!」というお産が多いに越したことはありません。

負担が少ないほど成長で発生する問題は少ないですからね。
実際に重症度の高い患者さんほど壮絶な出生経験があったりします。

 

 

 

—————————————————————————

命を授かるということ

—————————————————————————

 

藤田先生は「生殖器は余力の臓器」とおっしゃっていました。
全くその通りだと思います。

 

もう少し説明すると、心臓や腎臓、肝臓などは取ってしまうと命に直結しますが
生殖器:子宮、卵巣、精巣、陰茎などは取ってしまっても命には至りませんよね。
多いのは子宮筋腫や卵巣嚢腫で全摘出するケースでしょうか。

つまりは、生殖器って大事なものだけれど重要度は低いんですね。
ですから体としても「生きるために不可欠な臓器」から優先的に力を使うわけです。
余力がないと生殖器には力を向けられません。

 

 

こう考えると「余力が出来るくらい休まないと」って感じませんか?
もちろん、夫婦二人ともです。

お薬でホルモンを調節しても、余力がないとうまく力を発揮することはできないんですね。

まして、授かったら十月十日かけて人一人育てた後に
命懸けの出産そして育児があるわけですからさらに力が必要なわけです。

 

 

どんな時でも治すべきは全身と常に思ってはいますが、
妊娠・出産はとくに必要性が高いなぁと改めて感じました。

不妊治療で苦しんだ人が私の身近にもいて、
「あの時鍼灸師だったら、なにか出来ることがあったんじゃないか」と思っています。
それほどに不妊と鍼灸治療は相性がいいと感じているのです。

 

今回は太鼎堂のお話とは少し外れてしまった感じがするのですが、私の学びが誰かの助けになったら嬉しいです。

 

今週は春のお花、ミモザでした。暖かい春が訪れますように。

*お知らせ*
春は睡眠が乱れやすい季節です。休息の基本は睡眠ですから、ぐっすり眠りたい方におすすめです。
2020/3/30シンギングボウルのライブ配信やります。
詳しくはこちらから