【電子版】太鼎堂便り秋号 東洋医学×栄養 「疲れと冷え」
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東洋医学×栄養
ひとは『冷える』と『弱る』
『疲れる』と『冷える』
【氷とわたしと生理痛】
10代の頃から生理痛が重く、毎月の腹痛と冷や汗、ひどい時には吐いてしまうほど。
強い痛み止めをいつも持ち歩き、お腹が痛くなる前に飲む。
生理はみんなに来るもので、みんなお腹が痛くなるものと思い込み、自分に原因があるとは考えもしませんでした。
その頃の私は、お腹もお尻もいつも冷たい。
冬は足がキンキンに冷えるのに、夏は手足が火照って眠れない。
常に喉が渇く気がして冷たい水やお茶をガブガブ飲み、冷蔵庫の前を通るたびに氷を口に入れてはガリガリと食べる。
『体の冷えや火照り』『氷を食べる癖』『毎月の生理痛』
ぜんぶ「わたし」の事なのに、それぞれ別の出来事だと思っていました。
いま思えば、芯まで冷えた体では熱のコントロールが効かなくなり、火照って喉も渇く。
暑く感じるから冷たいものをどんどん摂って、体はますます制御不能。
生理の痛みも自分で治せない体になっていました。
【夏の終わりの冷えたカラダ】
暑いからと冷たいものを口にしすぎた夏が過ぎ、体の不調が増していませんか?
寒くてかじかんだ手がうまく動かないように、内臓も冷やされると働きが鈍くなります。
産まれたての赤ちゃんが温かいように、健全な生命はあたたかいもの。
冷えきった内臓では、全身を健やかに保つことができません。
あらゆる不調や痛みの原因は冷えて弱ったカラダにあります。
【冷たいものの消化は、ひと苦労】
口から入ったものは食道→胃→小腸→大腸と進みながら細かくなって、吸収されます。
そして血流に乗って全身に運ばれ、エネルギーになったり身体を作る材料になったり
不要になったものは大便として出たり、腎臓で濾過されて尿として外に出ていきます。
どんなに体に良いものでも、体の力を使って消化をするのでそれなりに疲れます。
これが冷たい物だとしたら?
体の一部になるために、体温と同じくらいまで温めるわけですから、なかなかの重労働。
余分な仕事が増えれば、そのぶん体は疲れます。
【痛みとたたかう『あいことば』】
「冷やしちゃダメですよ」と言うと必ず聞かれるのが
「お風呂やサウナに入るといいですか?」「使い捨てカイロを貼ればいいですか?」です。
体の表面に熱を加えると、体は熱いところを冷ますために汗をかきます。
でも、汗をかくことだって体の力を使いますよね。痛みと闘う第一歩は、体を疲れさせないことが何より大切です。
『 “ 冷やす ” をしない』をあいことばに、まずは冷たいものを体に入れない事から始めましょう。
【いちばん簡単なセルフケア】
30歳を過ぎて鍼灸治療に出会った翌月、あんなに辛かった生理痛が全くない。
驚いた私は先生に「自分でも何か気をつけることはありますか?」と聞くと「お白湯をこまめに飲むといいよ」と言われました。
白湯はただ温かいだけでなく、お茶やコーヒーのような成分が含まれていないので、消化に余分なエネルギーを消費する心配もありません。
体温よりも少し高い、お風呂くらいの温度のお湯をこまめに飲むと体はあたたまり、元気に近づきます。
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