
【電子版】太鼎堂便り2026年秋号 東洋医学×栄養 お白湯を「感じて」みよう
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東洋医学×栄養
お白湯を「感じて」みよう
〜家族みんなで 毎朝1杯 お白湯チャレンジ!〜
【お白湯のチカラ、実感できますか?】
「お白湯が体に良いらしい」「健康意識の高い人はお白湯を飲んでる」というイメージはあるものの「味が無くて飲みにくい」「熱い飲み物は好きじゃない」とお白湯を飲む習慣が定着しない方がいます。これは頭だけで判断する情報や、体の一部分だけの感覚に集中してしまっている状態です。
健康とは何か、体が喜ぶのはどういうことなのかを全身で感じられるかどうかが、元気になっていく上でとても重要です。
まずは毎朝1杯のお白湯から、その効果を実感してみましょう。飲んでみて「どう感じるか」を体験します。あたたかさをどこで感じるか?口の中や喉で感じる、お腹に広がる、手足までじんわり染み渡る。続けてみると体への熱の入り方や、ちょうど良い量が日によって違うことがわかります。
【難しく考えず、体が温まる感覚を掴む】
お白湯の温度はぬるめでOK。熱すぎるお湯は局所への刺激が強すぎて、体全体とのバランスが取れません。体温より少し高いくらいの温度で、全身に染み入るように熱が入るのが理想です。
量はコップ半分くらいを目安にします。朝起きて、内臓が活動を始める前のウォーミングアップのようなものです。体が温まるのを感じながら量を加減しましょう。
お茶やコーヒーが好きな方もいるでしょうが、体にとっては体温より温かく、消化にかかる負荷の少ないお白湯が最適です。鉄瓶で沸かすなど拘るのも良いですがまずは「毎日続けられること」を優先しましょう。電子レンジで温めても良いですし、沸かしたお湯に水を混ぜても構いません。大切なのは飲んだ時に全身にあたたかさが広がる感覚をつかむことです。

【冷えとやまい 生命はあたたかい】
東洋的な発想でみれば、体の冷えは病につながります。体が正常であればあたたかく、生命がなくなれば冷たい。病はその中間の状態とみます。
夏の間にエアコンや冷たい飲み物で体を冷やしすぎれば秋に体調を崩します。不調の前にある、体の冷えに気付けていますか?
お子さんは喉越しの良い冷たいものを飲みたがるかもしれませんが、そうやって内臓を冷やし続ければ体はどんどん弱ります。まずは大人がお手本となり、家族みんなでお白湯チャレンジしてみましょう。頭で考える「好き嫌い」ではなく、全身であたたかさを感じる練習になります。
「体の感覚、感じ方がよく分からない」という方は、健康文化祭やワークショップで東洋医学のプロに相談してみましょう。
記事 / 南谷望
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