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汗は体の大事なサイン【元気になるお話会まとめ】②

おはようございます!

ブログをご覧下さりありがとうございます!

横浜 鶴見の 

「根本治療で生命力を高め【健康を積立てる】」 

人と社会を元気(=絶好調)にする太鼎堂鍼灸院です。

  

  

  

  

昨日のブログでは、お話会の「天気と体調」についてまとめてみました。

今日は、「汗」についてです。

  

  

  

この何気なくかいている汗は、体調とリンクしていますから

理解をしておくことで体調管理が出来て来ます。

  

  

 

お気づきかもしれませんが

汗には、

①出るタイミングと

②質

があります。

  

  

①出るタイミングは

・運動時

・食事時

・寝ている間

などがありますね。

  

  

  

体における汗の役割は

「体の熱の調節」という大きな意味があります。

  

   

運動時などの汗は

  

  

運動をする→体が熱くなる(体内で熱が生まれる)→汗として熱を排出する

  

  

という状況ですね

  

  

食事時も同様です。

食事によって汗がよく出る人がいますが

これは内臓の働きによるもので

  

  

食事をする→内臓が働き体が熱くなる(熱が生まれる)→汗として排出する

  

  

というかたちです。

  

    

では、睡眠時の汗はどうでしょうか?

  

 

子どもも良く汗をかきますが

子どもは活発な気のかたまりのような存在ですから

  

夜寝ている間にも、動いていますね。

その汗は動いた事や、気の活発具合によるものがほとんどなので

心配はないです。

  

  

問題は、体が大きくなってからのものです。

  

睡眠時は、内臓も休まって回復の状態に入ります。

  

しかし、内臓に弱りがあったり、普段から負担をかけすぎていると

内臓は疲弊し、熱を持つ事があります。

  

  

  

これにより、寝ている間に生まれた熱で

汗をかいてしまう事があります。

東洋医学の用語で「盗汗(とうかん)」といい、寝汗の事を指します

  

ベタっとかくようなもの、下着をを変えるほどの量などは内臓の働きを疑います

 

  

  

次は、汗の質についてですが

  

汗は概ね

①さらっとしたもの

②ベタつくもの

があります。

  

  

汗は、サラサラ流れるものの方が良く

ベタつくものは異常です。

  

  

ベタつくものとは、布などで拭っても拭えないもので

皮膚に触れてもベタベタ感が取れません。

  

  

逆にサラサラした汗は拭ってしまえば問題ありません。

  

  

  

ベタつく汗は、体の芯の疲れを表しますから

体調管理に注意しましょう。

  

 

  

また、サラサラした汗でも

出続けてしまう、というのは問題です。

これは「汗を止める力が無い」と考えられ、体力の不足を表します。

  

  

  

もう一点、「汗をかけない人」がいます。

この方は、体に熱がこもってしまうのに汗を出せない体力だ

という事が考えられますので

かなり注意が必要な状態です。

  

  

  

いずれにしても、汗はサラッとしたもので

だらだらと出続けず、出終わった後は体がスッキリするような物がいいでしょう。

  

  

  

たかが汗、とは思いますが

体の働きとしては、本当に多くの器官が関係をしてきますので

その性質や出方は観察するといいでしょう。

  

  

   

その汗の状態に合わせた生活の考え方も大切です。

  

  

  

元気になるお話会では、

「自分の体の取説」を持ち、元気(=絶好調)に生きる考え方を身につけていきます。

本当の意味での健康への道は、東洋的な考え方が最も近道だと私は思います。

  

 

参加者の皆さんは、「汗」の考え方を身につけ

今回もまた元気(=絶好調)に近づいていただけたかな、と思います。

  

この文もまた、多くの皆さんの毎日に寄与できれば嬉しいです。

  

 

  

それでは、今日も元気にお過ごしくださいませ!

  

  

昨日の内容「天気と体調」との関係性についてはこちら↓