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太鼎堂勉強会7月開催しました

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鍼灸師として、より良い治療をしたい!という初級者の方や、現状の治療をレベルアップしたいという方に送る勉強会です。
 
最近、鍼灸治療って玉石の中でも石が増えてきてしまいました。
何より、卒業したすぐの学生が、「今後どのようにレベルアップしていいのかがわからない」と仰る方がいます。
身体をどう見て、どう判断して、どう治していくと計画して、どう刺激するのか。
要は「どうやって治すのか」「どこまで治すのか」という具体的な技術や知識が足りないようです。
 
 
うちに来られている方も、卒後、自分自身で学んで来たけれど何だか成長している気がしない。
視野が狭くなっている感じがしてあまり治療の効果を感じなくなってしまった
 
なんて方も来られています。
 
 
 
実は、私も自分の治療の方向性が分からないのに、ただがむしゃらにやれば成長するのでは?
なんて考えていた時期もありました。
とにかく練習しましたし、分からないなりに患者さんを診させていただきました。
 
 
 
ですが、その考え方は全く違いました。
一時的に治す事は出来ても「治し続ける事」が出来ませんでした。
 
 
やはり、鍼灸は「治すため」に行うべきです。「自己満足」の為ではありません。
優れた人間を「徹底的に真似る」という事が成長の王道なんです。
 
 
ですから、そのような「学び方」も含めしっかりと成長していただきたいと思って組んでいるのが現状のカリキュラムです。
ま、何より楽しく出来る事が一番ですから
 
 
いま来ているお仲間の方もドンドン楽しく進んで欲しい。
自分がしっかり治せるようになって、しっかり成長する方法も学んで、しっかり鍼灸で生計を立てて、しっかり後進を指導する人が出てくる。
そして、その仲間と多くの人を元気にしていく良いスパイラルを作る。というのが何よりの目標です。
 
私たちは成長する皆さんがいて嬉しい、受講生は成長できて嬉しい、ここで学んだ事で多くの患者さんは治るので嬉しい。
そんな三方良しです。
 
 
と言うわけで。。
 
 
今回は申込時には定員の方がいらっしゃいましたが、残念ながら、急遽お休みの方が出てしまいました!
残念というのも、ヒッジョーーーーに良い内容だったんです!!
 
 
 
内臓下垂が起きている
下腹部のぽっこり
ソケイ部が痛い。
疲れて疲れて仕方ない。
 
 
なんて方に行う処置ですね!長野式としての知恵と技術が詰まった講義でした。
これって一つの処置で治まってくるんですね。
 
 
様々な境遇の参加者の方が参加されていましたが、やはり熱心に学ばれていました
講義中にも、普段練習していた際の疑問点や、臨床的な観点からの質問が良く出ていて
段々と皆さんの臨床能力が上がってきたんだなという印象を受けました。
 
 
 
 
今後も良い活動をしていきたいと思います!
お問い合わせもいただいて居るんですが、回によって参加出来る枠が有る回も有ります。。
ご縁が広がってくると嬉しいですね~!