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この時期のイライラ・頭痛・しびれの予防

感謝しております
横浜鶴見の「根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院で
 
 
 
 
最近、イライラしている人が増えましたね〜。
満員電車でイライラ、家族にイライラ、店員さんにイライラ
前までは何でもなかったようなことがイライラしてしまう。

 
観察力が高い方はお気づきかと思いますが
この時期、増えるんです精神的な問題。
今日は、そんな「この時期と病気について」書いていきます。
 
 
 
 
さて、寒さにも終わりが見え始め
緑や花々も芽吹き始めました。
 
 
「木の芽時」なんていって
芽が出てくるような時なんですね。
自然界は、当たり前の様に巡っています。

 
 
ところで、一番身近な自然である
自分の身体も「段々と春に向かっている」事に
気づいている方はいらっしゃいますか?
 
 
「天人合一」といって
天=自然と人はリンクしています。
自然が春になれば、人もまた春になる
 
 
 
 
春の自然を見てみますと
・曲がりながらも陽に向かいながらまっすぐ伸びる
・動物などが活動的になりやすい
・暖かな気候や暖かな陽の光が降りそそぐ
などがありますね。
 
 
 
ですから、同様に人も変化をし始めます。
自分でも気づかぬうちに段々と春になってきています。
 
 
例えば
・色々なアイデア、イメージが浮かびやすい
・爽やか、伸びやかな感覚になる
・スポーツや習い事など始めようという気が起きやすい
 
 
 
いつでもどんな時でも、良い面悪い面がありますが
上記のような変化は非常に良いですよね。
ですが、実際はその変化についていけない方が多いです。
 
 
 
自然の変化に即せないというのは「病的」な状態であり
身体にいくつもの不都合を起こします。
・色々とアイデアが思いつくが、集中力がなくなった
・気分の抑揚が強くなり、イライラしたり落ち込んだりしやすい
・頭痛や花粉症、神経痛みや麻痺などが起きやすい
・胃腸の調子が不安定
・眼の異常が起きる
 
などなど、この時期起きる異常もまた肉体・精神的関わらず多岐に渡ります。
 

 
 
最近臨床でよく診るのは
頭痛(ズキズキ)

坐骨神経痛などの痺れ
肩の異常
花粉症
手先の痺れや動きづらさ
麻痺
顔面部の異常
自律神経失調
喉のいがらっぽさ
など良くみますね
冬から見ると病気の感じが少し変わってきました。
 
 
 
病気も変わりますから
注意すべき行動も少し変わります。
春に合った生活に変化させるべきなわけですね。
 
 
 
多くの方にオススメなのは
 
・運動する事&食べ過ぎない事!!!
 
です。
適度に汗をかく事と
水分や食事を取りすぎないことが大切です。
 
 
 
方法としては
・大股で手を振り、軽く汗ばむ程度に20分ほど
・なーにも考えず、ブラブラと一駅歩いてみる
・屈伸運動やストレッチをする
などなど普段動かしていない身体を動かしてみましょう。
 
 
 
普段から、運動習慣のある方は、
普段動かさない部分を入念にストレッチすると良いです。
 

 
怪我をしていたり、運動ができない方は
食事を8割くらいに減らせるとGOODです。
 
 
あとは、「よーくおしゃべりする事」もおススメです。
 
 
 
 
春は、適度な発散が無いと
身体の中で、こもってしまうんですね。
(色々動き始めたいパワーが春には有りますので)
するとある時それが爆発して
痛みや痺れ、花粉症などになってしまいます。
 
 
 
生活内容では、普段からお伝えしている
①冷たいものを取らない・身体を冷やさない
②就寝時間を適切な物にする
の2つは必須です。
 
 
もちろん、解決できない様な物は
しっかりと専門家に任せるべきですが
まず大切なのは自分でできることはする事!!
 
 
 
「自分の健康は、自分が一番責任を持って行う」
そんな姿勢が健康に近づけますよ。
 
 
 
まずは、自然に沿った活動をすること
これは非常に大切です。
 
 
衣類や寝具を変えるように、生活も春用に変えるべきです。
 
 
イライラする春
花粉症の春
頭痛の春
 
 
ではなく
伸びやかな春
麗らかな春
挑戦の春
 
 
 
にしていけると良いですよね。
その人が「どのような言葉で季節を語るか」
というのは非常に興味深いです。
 
 
 
その言葉は、その人の「生活力」などを表している場合が多く
(無理していっている場合を除いて)
そのまま、「健康観」を表すことが多いです。
 
 
 
健康に生きている方や
治療を受けていても元気になりやすい方というのは
いつでも、言葉が爽やかで純粋です。

 
 
言葉から作る健康ももちろん有りますが
健康を作った上で、自然と出てくる良い言葉に触れたいものです。
 
 
今日も元気にお過ごしください。