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おへその上がパンパンで、下がペコペコする人要注意!疲れを知りたければお腹をチェック!

「痛みのない鍼・根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院です。
 
 
私は普段治療で「お腹」を診ます。
ベッドで上を向いて寝ていただき、リラックスした状態のお腹です。
この状態で触れていくとかなり色々な事が分かります。
冷たい物飲んだかなー、緊張したり考え事しすぎたのかなー、甘い物食べてるな。なんて事が分かる事もあります。
 
 
 
お医者さんでもお腹を診ますけれども、膝を立ててグイーっと押していきますよね。
あれは、内臓の状態を直接触れて検査する方法です。
肝臓が硬い。とか卵巣が腫れている。とか内臓のチェックをしてます
 
 
 
東洋医学での「腹診」というのは、お腹で全身の状態を診る
という事をやっていきます。
全身の状態がお腹に反映するんですよ。不思議に聞こえますけどね。
「そうなんだ」と思いながら何度も診ていくと自然と理解が進んできます。
 
 
 
私も最初から分かった訳じゃないですけど、段々分かる訳なんですね。
 
 
 
膝が痛い人も、ストレスが多い人も、頭痛の人も、胃もたれの人も
子宮内膜症の人も、五十肩の人も、めまいの人も、睡眠不足の人も
それ相応のお腹の状態をしています。
 
 
 
 
不思議ですよね~。命って本当に素晴らしい。
人間を作った神様がいるとしたら、ぜひ話しを聞いてみたい物です。
ですが、直接は聞けませんから、治療を始め、人生を通じてその意図を汲んでいく訳です。
いやー、実に面白いですし素晴らしい!!生きるって楽しいですね~。
 
 
 
 
と話しが反れましたが、簡単に自分自身のお腹をチェックしてみましょう。
仰向けの状態で診てみましょう。
(もし、スマホなどを診ながらチェックする際は、ツルッと顔の上にスマホを落とさないように気をつけて下さいね。外傷受けると治療が必要になっちゃいますからね笑)
 
 
 
お腹はおへそが中心ですが、範囲としては
一番上には胸の骨、一番下は恥骨。それぞれはおへそからまっすぐ上や下に触っていくと骨が有ります。
(※胸の骨は強く押すと痛みが残ったり折れてしまったりしますから、優しく触りましょう。)
左右は脇腹までですけれども、気をつけした時の肘の位置まではいかない位で良いでしょう。
 
 
 
その範囲をパソコンのマウスを持つようにかるーく曲げた指の状態にして
優しく押していきます。
この時
ウッと苦しかったり気持ち悪かったり、イテっとなったりする所は悪い部分が出ています。
張る感じや、気持ちいいなぁという点、ドクドク拍動が強いのもあまり良くありません。
 
 
 
少し、練習が居るのですが、慣れてくると段々と分かります。
あくまで簡易チェックですがおおよそ分かります。
 
 
 
ちなみに、おへその上と下とを触り比べてみましょう。
あまり良くない状態としては
おへその上がパンパンに張って苦しく、おへその下がペコペコで力の無い状態です。
少し疲れが溜まっている状態ですので
休む・食べ過ぎない・冷たい物を控える。のが大切です。
 
 
 
お腹を診る事の専門書が有るほどですが、日常的に自分でチェックするには充分だと思います。
 
 
お腹は嘘をつきません。というか身体は嘘をつきません。
来院される方からも、「先生に嘘は通じない」と仰れれるのを聞く事が有ります(笑)
 
 
 
自分の身体を知る方法の一つとして、ぜひご活用下さい。
今日を元気に、幸せに、豊かな人生を歩みましょう~!!