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【電子版】太鼎堂便り12月号 逆子と東洋医学

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横浜 鶴見にある鍼灸院が
取材、編集、配布まですべて地域の方と一緒に作っている地域密着型健康情報誌です。
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地域に広がる元気の輪

逆子×東洋医学

「逆子だから帝王切開」と決めてしまう前に

「自分でも何かできないか」と鍼灸院へ

 

1日に数件もの手術をする外科医の前川さん

東洋医学であたたかい身体を作り西洋医学の病院で逆子を解消して、予定日までもうすぐです

 

〈手術を選択する前にできることがある〉

妊娠32週6日の検診で逆子の診断。病院では当然のように「帝王切開ですね。手術室おさえます。」と話が進む中で「何もしないで手術というのは違う…。」と感じ、助産師さんの紹介で太鼎堂鍼灸院へ。

5〜6年前からお世話になっている指圧の先生の影響もあって、東洋医学にも抵抗がなく、「とにかく誰か(赤ちゃんを)回して!」という気持ちでした。

〈鍼灸で温かく柔らかい身体に〉

逆子になったのは台風が来て気温が下がった頃。

寒い手術室での長時間の立ち仕事でお腹は張りやすく、常に固かったです。鍼灸治療を始めてからは身体が温かくなり、お腹は触れてわかるくらい柔らかくなりました

 

〈無事に逆子が治り 予定日まであと二日〉

逆子治療は最終的には病院で外回転術を行いました。

エコーで赤ちゃんの位置を確認しながら、ぐぐっとお腹を押して赤ちゃんを回します。

途中で臍の緒が巻き付いていたり、引っかかってしまうリスクもあり、成功の確率は半分程度

さらに、赤ちゃんが腹臥位(お母さんの背骨側を向く)だったため、かなり難しい状況でした。

 

いざ、始めてみると2分ですんなり回ってくれて、担当医の先生もびっくりしていました。

この治療の前に二日連続で高橋先生の院級治療も受けていたので、東洋医学で身体を作ってもらっていたおかげでした。

 

〈治療を受けたいけれど 一歩が出ないという方へ〉

「鍼は痛い。お灸は熱い。」どちらかというと身体を痛めつける、いじめるような印象を持っていました。実際に治療してみるとお灸は熱いのを我慢しなくて良かったり、イメージとはかけ離れていました。

怖がらずにぜひ治療に踏み出してみてください。やらないで後悔するのはもったいないです。

私も出産まであと少しですが、頑張ります。

 

【担当者より】

妊娠34週で来院された前川さん。外科医として日々臨床に立たれている体には「冷え」と「疲れ」が出ていました。

手術室は寒いといいますし、数時間立ったままでの執刀は妊婦さんでなくともキツいものです。

通常、胎児は温かい方に 頭を向けますので、逆子の妊婦さんは必ず足が冷たい。

安産に向けた鍼􏰁治療では、体は温めながら、心身を整えます。 今回の改善はその結果ですね。

ここまで伴走できて嬉しくおもいます、良いお産になりますように!! 院⻑

 

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【電子版】太鼎堂便り12月号〜注目すべき呼吸力〜

 

 

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