「育児×東洋医学=元気な子育て」その3 下痢について。子どもの健康づくりは〇〇を意識して!
おはようございます!
横浜 鶴見の
「人と社会を元気にする太鼎堂鍼灸院」院長高橋です!
前回まで、「子育て」と「東洋医学」は非常に相性がいいですよ〜。
というお話をしつつ、
お子さんの体調管理も、子育てする側も元気に過ごすための「元気な子育て」についてコラムを書いてみてます。
第3回目となる今回は「下痢」についてですね。
改めて、ポイントとなる部分なのですが
体で大切な働きとして「循環」が挙げられます。
入ったら出る。これが非常に重要なポイントなんですね。
前回の便秘では、「入れても出ない」状況はかなり問題で、
生活の仕方や体調管理的に改善する必要があります。
今回の下痢に関してですが、先程の便秘とは対照的に
・何度も出たり
・ゆるかったり
・水のようであったり
と気になる点は多々あるかと思います。
今日お伝えする一番のポイントは「下痢は異状ではない」ということです
そんなまさか!とお思いかもしれません。
確かに、世界での小児の死因として下痢は第二位です。年間52万人以上の子どもの死に関連しています。
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2017/06011343.html
しかし、この記事での下痢については「感染症」や「(水道などの)環境問題」や「重篤な病気によってひき起こるもの」が含まれているため、上下水道や、衛生環境などが水準以上である日本では考えのうちには含まなくてもよさそうです。
ちなみに、世界の開発途上国では「モグサアフリカ」というプロジェクトがありまして
セルフ灸で、感染症などに対応する力をつけよう!という働きがあります。
この活動の講演を聞いたことがありますが、やはり日本とは別世界だそうです。
水質や居住スペースや食事なども健康を守ることのできない衛生状態であり、その地域での健康づくりは我々とは違う方法を取らなくてはならないようです。
(ぜひ、モグサアフリカにご協力を!)
我々は、自分たちの環境においても「より元気になる方法」を考え、行動していくべきかと思います。
さて、改めて日本においての下痢を
子どもの健康を考える上で「成長」は欠かしてはならない視点です。
子どもの体は一律に全員が同じスピードで成長するわけではありませんから
✳︎運動がゆっくり発達する子
✳︎考えをまとめるのがゆっくりな子
✳︎寝るのが苦手で学んでいる子
✳︎消化力がまだまだ未発達の子
などなど、色んな事を成長させながら子どもの体は日々大きくなっています。
うちのムスコも、寝るのがとっても苦手で寝つきが非常に悪いんですね。
彼の中では
遊び➡︎一緒にいたい➡︎眠りたくない
なんてサイクルが働いている時もあれば
単純に、活動➡︎休息というスイッチの切り替わり(神経の働きの一種ですね)がうまく切れていない時もあります。
親の僕らとしては、寝る前の時間に興奮させないようにしつつ
神経の働きで、スイッチが切り替わるのをサポートするような気持ちでいます。
少し脱線しましたが、
このように「大人としては当たり前な働きも、子どもは成長過程な場合がある」という観点は忘れてはいけません。
話を戻しますと、消化をする行為にも成長があり、そこには発達があります。
新生児は、母乳などで育ちますが栄養を吸収し、便を形成します。
ところが、栄養を吸収する力や弁を形成する力も未発達のために
便は下痢になります。
栄養を吸収する力も弱いために、何度も母乳を摂取しますよね。
成長をすることで、栄養を吸収する力も増して食事の回数も減りますし
便を形成する力もつくために、立派な便になるわけですね
下痢というのはその「未発達な消化力」によるものですから、問題はないのです。
ただし、以下のものには注意が必要です。
・ぐったりした状態
・脱水症状を伴うもの
・体重減少をするもの
・その他重篤な疾患に関連するものなど
元気に遊んでいるし、顔色も十分にいい状態の子どもが下痢。なんて状況は、安心していていいものですよ。
今日のまとめは
●下痢は気にせず問題ない!
●子どもの健康は、「成長」を意識しながら作っていくものです
というところでしょうか!
次回は、この時期から気になってくる「風邪予防」について書いていきたいと思います!
こちらもどうぞ↓
第1話
子育てに悩みを解消しましょう「育児×東洋医学=元気な子育て」その1
第2話
「育児×東洋医学=元気な子育て」その2 子どもの「便秘」は”風邪より注意”
第4話
「育児×東洋医学=元気な子育て」その4 子どもと風邪の関係性」
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