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6月の勉強会を開催しました

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「根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院です。
 
 
6月の勉強会が開催されました。
この会は、私の同級生の石井弦先生(※)と3年ほど前に鍼灸学生に向け始めた会です。
鍼灸にも様々な流派(のような物)が有り、それぞれの方法で治療はしていても
「患者さんをより良く治したい」という思いや「鍼灸が好きだ」という強い思いを持った仲間とお互いの治療について話し合ったり症例報告をしあったりしている内に、そこに参加したいという方がいらっしゃって今のような形になりました。
 
現在は、石井先生が長野式キー子スタイルという治療法を教えてくれています。
非常に面白く、アメリカはハーバード大学でも教えられていた内容で、世界的に広まっています。
何より効果的である事と、段階を追ってしっかりと習う事で再現性も高く、治療を受ける方も鍼灸師にも大きな影響を持つ治療です。
 
 
私は助手であったり事務局であったり。裏方しています。
色々な経歴を持つ、参加者の方により良く伝わるように2人で工夫しながら行っています。
明確に習いきりたい。という覚悟や思いを持った人だけ来ていただくような会ですが
段々と輪も広がり、3年目にも入らせていただいています。
 
 
「効果的な鍼灸を楽しく身につける」
そんな雰囲気で行われた今月の内容でしたが
初めて午後と夜間の2部制で行いました。
 
1月から毎月行っていますので、段々と身についてきた内容をまとめた回です。
今年から参加している方も非常に上達が見られて何よりです。
 
私自身も、色々な治療法を習う事が自身を成長させてくれているなぁと感じますが、
「自分のやっている鍼灸治療だけが崇高なのだ」
なんていう方を僕は好きになれません。
排他的な考えでは、限界が有ると思っているからです。それに豊かな考え方ではありません。みな頑張っているのです。
 
我々、2人は
「医療人も患者もその周囲も、皆でより良くなる」といった目標を持ち、皆で健康を目指していきたいと思っています。
健康作りは、医療人だけで行う物ではありません。皆で正しく健康になる事が必要です。
 
その為にはまず、医療人は良き健康を得るための医療を提供するために成長すべきですからね。
このような会を続けていくモチベーションが参加者の方々の成長であり、それを行うための我々の成長なんです。
地道なようですが、明確にビジョンを持ち、今後も頑張っていきたいと思います。
次回は来月!
 
 
(※)石井弦先生
東京衛生学園専門学校に同時に入学しました。
現在は、『長野式キー子スタイル』という日本発祥から世界に広まった鍼灸治療法を実践し、後進の育成もされている先生です。
小平市に自身で開業もされ、神奈川県立精神医療センターで精神疾患と鍼灸の研究での研究員や、学校や講習会での講師もされています。
鍼灸の世界大会でも発表もされています。
http://www.wkey.jp/infomation/news036.html
↑W-key長野式研究会のHPより
 
同い年で入学した事もあり、色々と一緒に体験しましたね。
鍼灸への思いや、その影響力なども含め、今だに影響を貰っています。素晴らしい治療家です。
色々話してきましたし、、、お互いに良いも悪いも知り合っている中です。。。(笑)