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東洋医学×栄養〜電子版 太鼎堂便り8月号〜

東洋医学×栄養

暑い夏に“冷えた体”
夏バテから回復する『食べ方のススメ』5選

暑くて毎日冷たい麦茶・ひんやりアイスクリーム・キンキンのハイボール
・・・それ、体が冷えちゃっていませんか?

 

「暑いんだから冷やせばいいんじゃない?」と思ったそこのあなた!『冷やす』と『冷ます』は大違いです。

人の体はどこを触れても温かいのが元気のしるし
生まれたての赤ちゃんは温かく、亡くなった方が冷たいように【生命はあたたかい】もの。
言い換えれば『冷え』は『生命力の低下』をあらわします。
生命力が低下した体は『機能低下』つまり、働きが悪くなります。

 

例えば冷たい食べ物や飲み物で体が冷やされ、生命力が低下すると内臓の消化力が衰えてお腹を下したり、栄養をうまく吸収できずに、エネルギー不足でぐったりと夏バテ状態に。

 

自分の掌で『みぞおち・おへそ・下腹』に軽く触れて冷たいところがあったら冷え冷え注意報!

 

 『食べ方』を工夫して“夏の冷え”から元気になりましょう。

 

 

冷えて弱った体にやさしい【食べ方のススメ5選】

 

①加熱して食べる

温かい食べ物は、体に負担がないものです。生モノは控えて、固いものにはよく火を通しましょう。
消化に優しく柔らかく煮込んだりしてから食べると尚いいですね。

 

②よく噛んで食べる

あらかじめ細かくしてから飲み込むことで、胃や腸の仕事を減らしてあげましょう。また、よく噛んで味わうことで素材の旨味を感じられ、 薄味でも美味しく感じられますよ。

 

③食事は楽しくリラックス

リラックスして副交感神経が優位になると、胃腸は消化吸収モードになってよく働いてくれます。

 

④発酵調味料を使う

肉や魚は発酵調味料(味噌•麹など)に漬け込んでから調理することで 消化しやすい状態になります。 腸内環境の改善にもおすすめです。

 

⑤旬のものをいただく

体は季節に応じて変化をしています。その時期ごとの体に合う食べ物が旬のものです。体への負担が少なく、力になります。

 

★元気になるレシピ

 

 

太鼎堂便り電子版では『お鍋ひとつで豚しゃぶと茹で野菜サラダ』の レシピをご紹介!
暑い日にもちゃちゃっと作れるおすすめメニューです

《材料》〜分量は目安です。お好みで加減しましょう〜

豚肉(しゃぶしゃぶ用) 350g
もやし         1袋
オクラ         1袋(8本前後)
お好みの薬味      好きなだけ
(↑長ネギ、青ネギ、大葉、みょうが、かいわれなど)

ポン酢         大さじ3
酒           適量

 

《作り方》

1)“茹で”の三段活用〜ひとつのお鍋で、お湯を使いまわし

[その① もやし]
・鍋に水をたっぷり入れて、もやしを入れてから火にかける
沸騰したらもやしをすくってザルに上げる

[その② オクラ+α]
・もう一度沸騰させてオクラを茹で、ザルに上げる
鮮やかな緑色になればOK 生でも食べられます!)
※この後のお湯でほうれん草や小松菜、インゲンなど
他の野菜も茹でておくと、ストックおかずが増えて便利です
暑い日の調理は、一度に2品3品できると良いですよね

[その③  肉!]
・お酒を加えて再度沸騰させ、アルコールが飛んだら火を止める
10秒待ってから、豚肉を投入
余熱でしゃぶしゃぶして、ザルにとる(氷水には晒しません)

 

2)薬味たれ作り
・茹でたオクラは粗みじん切り(縦半分にして半月切りでも)
・お好きな薬味をみじん切りにします(無くてもOK
・刻んだオクラと薬味にポン酢大さじ3を加えて混ぜる
スプーンでふんわり混ぜていくと粘りが出てきます

 

3)和える
・茹でた豚肉の水気をしっかり切って、(2)の薬味たれと和える
このまま少し寝かせると、お肉に味が染みます

 

4)盛り付け
・お皿に茹でたもやしを敷いて、その上に(3)をこんもり盛る

 

多めに作れば、翌日以降も美味しく頂けますよ
サラダうどんの具にするのもオススメです

記事 / 火曜日スタッフ なんた

 

【食で元気】

○6月号の記事を読む↓

元気になる食生活vol.2〜電子版 太鼎堂便り6月号〜

○4月号の記事を読む↓

元気になる食生活vol.1 〜電子版 太鼎堂便り4月号〜

 

 

南谷先生のブログも読みたい!↓

南の谷の鍼灸院 ブログ

 

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