冷えは万病のもと!
「根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院です。
さて、いきなりですが、クイズです。
人間の身体は、
①南極に居る時と②サハラ砂漠に居る時で
人体の深部の体温はどのように違うでしょうか!?というクイズです!
こまかーーーーく考えずにおおざっぱで構いません。
正解は
どちらも一緒。です。
これは、人間には「恒常性(こうじょうせい)機能」という働きがあり、体温をはじめとした体内環境をある一定の範囲に保つ
という働きがあります。
これは、健康的な方はどの人体にも備わっています。どの方も体内環境は同じようになっています。
なので、寒いところでも暑いところでも一緒です。
汗をかいて冷やしたり、熱を生むためにホルモンをだしたり。なんて事を自分でも知らないところで身体はしてくれています。
こういう働きがある上で我々の日常生活は行われているわけです。
自然と備わったこの素晴らしい働きに拍手!!!感謝して大切にすべきですよ(^^)
さて、この働きが崩れ、体温が維持出来なかったり、正常な状態にし続ける事が出来なくなってしまう事が有ります。
それを病気。という訳です。
本来、人間の身体は病気の状態でも、健康な状態(通常の状態)に成るべく働き、健康な状態へと戻ろうとするわけですね。
臓器は臓器として自然な状態で働く、目は目として、耳は耳として、筋肉は筋肉として自然な状態で働く。それが起こるのが健康な状態です。
ですが、それが病気だと出来なくなります。通常なら当たり前に起こる反応が起きなくなる。
この原因は
「身体の冷え」です。
少し違和感がある方もいるかも知れませんので、説明を加えていきます。
当院では、「冷え」という言葉を2つの意味で使っています。
①「冷たい」という意味での冷え
②身体の芯が冷えているという意味
これの内、万病の元となるのは②の意味です。
①は単純に冷たいという感覚的な冷えですね。これはお分かりいただけるかと思います。
②なのですが、これは「身体の機能が低下している・エネルギー不足」という意味を持つ冷えです。
①を包括した内容ですが、感覚的な冷えとは異なります。
例えば「発熱していても冷え」となります。
えっ?
発熱なのに冷え???
いやいや、どう考えても熱いじゃん!
となりますよね(笑)
少し難しく感じられるかも知れません。。
最初にお伝えした、恒常性機能(身体を一定の状態に保とうとする働き)が人間には備わっています。
ですから、基本的に病気になるような事は無いんです。
ですが、これは身体の芯が冷える(エネルギーが不足する)とその機能を十分に果たせなくなってしまいます。
ある一定(健康的な)状態に保つ力がなくなってしまう=身体の芯が冷えている
訳ですから、
発熱(異状)=通常の機能を果たす力が足りない
と理解する訳ですね。
これは、全ての異状に対して言えます。
胃痛でも、下痢でも、眠くて仕方なくても、冷えていても、熱や風邪を引いても
頭が痛くても、内臓の病変でも、筋肉が痛くても、精神的なでも。
どのような状態でも、身体が通常と同じく働けるようにしてあげれば治まります。
治すのは病気ではなく、人です。
「肩凝りを治すのではなく、肩凝りが起こってしまうような身体全体」
を治すべきなのです。
難しいかも知れませんが、ここが分かると非常に健康的なセンスが高いと思います。
健康的な観点を身につける為に大切なポイントなので、ご理解いただくと嬉しいです。
ところで何故、身体の芯の冷えが起きてしまうかと言うと
出生時からの影響を受けますが、栄養、人間関係、仕事の内容、妊娠や出産、過去に掛かった病気とその処置、事故やケガなど
によって起こります。
先ほどの感覚的な冷え。でも起きます。
冷たい飲み物や食べ物など、身体を冷やす物は身体の芯も冷やします。
冷たい飲み物食べ物を取る→身体の芯が冷える→機能が低下する事で痛みや症状が起こる
普段より寒いと動きたくなくなるじゃないですか。少なくとも私はそうなんですが(笑)
冷やされると身体は機能をしづらくなりますし、痛みを生みます(氷水に手を入れたりすると痛いですよね?内臓も一緒です)
なので、健康を見直す際、身体の芯を冷やす事項として、冷たい飲食をしていないかをチェックしましょう。
夏場は特に冷たい物が美味しいですよね。ですが!!注意です!!!!
ぜひ、これを機会にご自身の身体と向き合い、「自分の身体は健康的な働きを持っているか・異状が無いか」など確認をしてあげてください。
身体の芯の冷えは、単純な痛み止めなどでは無くなりません。痛みを感じなくなるだけです。
根本的な改善をして身体を楽にしてあげましょう!
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