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優々散歩【福島屋酒店】〜電子版 太鼎堂便り6月号〜

※撮影の都合上、マスクを外していただいています

 今回は太鼎堂鍼灸院の斜向かいにある「福島屋酒店」三代目店主の斉藤 有三さんにお話を伺いにきました。

1934年創業以来、鶴見をずっと見守ってきた福島屋さん。
お酒の販売だけでなく地域の案内所になっていたり、うちの患者さんが治療の前後に訪れたり、ちょっと寄りたくなる温かさがあるお店です。

今回はその温かさを地域に与え続ける斉藤さんの魅力に迫ります。

 

 

 優しいこどもは 優しい大人になる

 「強くて優しい子どもがそのまま育てば、優しい大人ばかりになるでしょ。そしたら、優しい町になる。」そうやって話す斉藤さんの表情は、とっても柔らかく見えました。

 もともと子どもが苦手な斉藤さんが、子どもたちのことを考えるようになったのはいじめ問題。
「子どもたちの世界はいったいどうなっちゃったんだろう。どうにかならないものか。」そう考えていた時に、斉藤さんは一人のプロ格闘家と出会いました。

にこにこと優しく笑う姿と、鋭い眼で試合をする格闘家の姿を見て「こんな風に強くて優しい子が増えたら、悲しい事件はきっと減るはず。」と斉藤さんは思ったそうです。

 

 <人を育てる>ジム作りをサポート

 6年前、その格闘家はジムを立ち上げました
斉藤さんは、強くて優しい子どもたちが育ってほしいという思いから立ち上げに協力しました。

実際に、学校をサボりがちでタメ口をきいていた18歳の男の子が「こんにちは!」とさわやかに挨拶をするようになったそうです。「そういうのが一番嬉しい」と斉藤さんはにっこり。

「地域に信頼される子どもたちを増やしたい。それが大きな夢なんです。」斉藤さんの地域や子どもたちを想う言葉と行動力に、私は感動しました。

 

斉藤さんは今日も地域の子どもたちを優しく見守っています。

 

 

 

 そんな斉藤さんが営む福島屋酒店は定番品から珍しいものまで様々。
気楽に楽しみたい時、大切な人に贈りたい時。どんな要望にも素敵に応えてくださいます。
今回は父に贈るお酒を一緒に選んでいただきました。お酒が大好きな斉藤さんが語るお話は、お酒に詳しくない私でもワクワクします。ぜひ訪れてみてくださいね。

【福島屋酒店】
横浜市鶴見区下末吉1-13-15 TEL:045-581-3469
10:30~20:00 日曜日定休
👣太鼎堂鍼灸院から 50歩

編集 / ゆうちゃん先生