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五十肩で手術痕の治療!?

おはようございます!

ブログをご覧下さりありがとうございます!

横浜 鶴見の 

「根本治療で生命力を高め【健康を積立てる】」 

人と社会を元気(=絶好調)にする太鼎堂鍼灸院です。

  

  

この間、右肩を痛めた方がいらっしゃいました。

いわゆる五十肩というやつです。

  

  

そもそもの肩の動きは、前後に内外に開きますし

ぐるぐる回ったり色々な動きをします。

  

  

  

五十肩というのは病名でも有るのですが

医学的な名称では「肩関節周囲炎」といいます。

これは、具体的に〇〇(筋肉や靭帯)に炎症が起きている。という状態でなく

  

「とにかくなんだか分からないが、肩周りに炎症が起きている事は間違いない」

  

という事を指します。

  

   

   

具体的な筋肉などに炎症が起きていれば

その部分に治療をすればいい訳ですが

「肩全体に」という状態では、的が絞れないモノです。

  

  

  

なので、整形外科などでも保存療法(時間経過と共に寛解に近づける)

を選択します。

五十肩は「Frozen shoulder」といいます。

日本語名では「凍結肩」とも。

  

  

  

名前からも分かるように

段々と動きが固まっていってしまう症状なんです。

  

  

痛み自体は、1〜2年程で収まり

その後に、関節の動きが悪くなってしまっていく。という病態です。

  

    

  

少し、説明が長引いてしまいましたが

この間、五十肩の方がきました。

  

  

  

この方は、あらゆる場所で治療を受けてきた訳なのですが

すでに痛みがなく、凍結していった状態でした。

  

  

  

初回のカウンセリングで、

いくつかの古傷が有ることが分かりましたので、処置をしていきました。

  

  

ですが、全然動かなかったんです。

確かに少しは変わるのですが、やはり核心はつけていない状態でした。

  

  

こういった場合

毎回の治療で、生命力を高めながらじわじわと回復させるという

選択があり得ます。十分に回復が望めます。

  

  

しかし、もう一方で

グッと良くなる施術を見つけるという選択肢があります。

  

  

グッと良くなる方法を見つけるのが、私の基本スタンスなのですが

今回は【お腹の手術痕】に目をつけてみました。

この傷は、10年ほど前に虫垂炎(盲腸)の手術でついた物だそうです。

  

  

  

よーく触ると、一点ちいさーく筋状になっている所がある。

そこをよく診ながらお灸をすると

肩がスッと動いてきます。

2つ、3つと増やしていくとさらに動きが出てきました。

  

  

  

非常に面白い関係を持っていましたね、お腹と肩。

実は、この五十肩は右側で

盲腸というのも右側に有ります。

  

  

同じ側にあったり、反対側に出てみたりするのですが。。

  

  

面白いですよねぇ(^ ^)

  

  

  

今日も、鍼灸治療はとっても面白いです。

  

  

それでは、今日も元気にお過ごしください!

  

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