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なぜ、あの人は疲れずいつもイキイキ働いているのか?

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「痛みのない鍼・根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院です
 
 
今日は少し不思議な話をします。とっても力が出る話です。
ゆっくりと伝えていきたいなと思っていますが、好き嫌いが分かれる話しかも知れません。
嫌いな方には申し訳ないです。
好きな方にはとーっても力が入ってくる話しかと思います。よろしくおつきあい下さい(^^)
 
 
 
 
昔、こんな事を言った方がいます。
 
「托鉢をするならば、貧しい家々を回りなさい」
(托鉢=お坊さんが修行のため、鉢(はち)を持って、家の前に立ち、経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ること。)
 
 
 
普通に考えれば、物をたくさん持っている方から貰えば良いですよね。
貧しい家より、裕福な家の方が色々と分けて貰えるでしょう。
ですが、この方は「貧しい家々を回る事は、その方々の為でも有る」と言ったそうです。
 
 
 
なぜでしょう?
きっと貧しい方は、お腹いっぱいにもなれない食料しか持たず、お金だって満足に持ってません。
昔といっても千年以上前なのですから、皆さんの想像以上の貧しさかと思います。
 
 
 
でも、その方は言ったんです。
「貧しい人から貰いなさい」と
なぜだと思います?
実はここに、「人が自分が持っている以上のパワーを発揮する秘訣」が有るのですが。
 
 
 
というのも、人の力には
「誰かに施そうとする時に引き出せる力」と
「感謝されると引き出せる力」
というのがあります。
 
 
 
先ほどの貧しい方々は
「貧しい考え方」をしてその日々の結果「貧しい生活」に至った訳です。
清貧なんて言いますが、そういう方は少ないです。
 
 
 
「貧しい考え方」と「豊かな考え方」では
・分け合わない← →分け与える
・「自分中心」・「利己的」← →「自分も相手も大切」・「利他的」
・「物事が当たり前」← →「ありがたい・感謝」
というような違いが有ります。
 
 
 
先ほどの話しで考えると、
貧しい方々に回ったのは「分け与える気持ち」になってもらう為ですよね。
わずかな物でも、分け与える。自分自身だけでなく他人も大切にする心。
それが芽生えるだけで「豊かな考え方」になれる訳です。
 
 
 
豊かな考え方は豊かさを生み、貧しい考え方は貧しさを招く。
周りの事を思いながら一生懸命仕事をしたら奇跡的な事が起きた。とか
チーム一丸となって突き進んでいたら感動が生まれた。
なんて体験したことあるんじゃないですか?
あの時のパワーって、自分以外の何かからもパワー貰ってるんですよ。
 
 
 
 
ちなみに、これを仰ったのは「ゴータマ・シッダールダさん」です。
後にお釈迦さまと言われる方ですね。
さすがです。
 
 
 
 
豊かな考え方を持つ事は、一般的に難しく思われているようです。
確かに、仮に持っても、持ち続けられるかが修行みたいに試されますもんね。
ですが、無いよりマシですし、体験したことある方が良い。
 
 
 
気づいたら、ドンドンと周りに与えてあげる。
私は治療中そんな事を意識してます。
肩凝りをただ治す。のでは無い。それをきっかけに豊かになって帰って貰う。
するとドンドン元気になってくるんですね。
 
 
与え始めると
まるでキャンドルサービスです。
暗い中でも、豊かな考えを持つ人の周りは明るく見えます。
 
 
 
ぜひ、豊かな考え方を持ってみてください
いつも以上のパワーを出して
元気はつらつ、イキイキと生活していきましょう(^^)