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ちょっと変わった、カラダのおはなし

感謝しております
横浜鶴見の「根本治療で人と社会を温める」太鼎堂鍼灸院です。
 

 
 
身体ものがたり。
ちょっと不思議に思われそうですが、、お話を一つ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人間の身体を分解してみますと(実際は出来ませんがね。。)
細胞というちーーーさな命の塊で有る事が分かります。
昔は、単細胞生物、といって「細胞が一つで生活していた」訳ですが
それが段々と多くなって、いくつもの細胞が
お互いを助け合って生活を始めた訳です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人間1人は大体60兆個の細胞が有ると言われますが
60兆個の命が、集まって1人の人間である訳です。
全体が元気でいるためには、個々のパーツが一生懸命に働いて
いかなければなりませんね
 
 
 
 
 
 
 
 
個々のパーツに負担をかける場合は
そこにエネルギーを送って、働いてもらう必要があるわけです。
 
 
 
 
 
例えば、物を溶かして全体に馴染むような状態にする細胞たちを
「胃(消化器の中でも代表として)」と呼びますが
彼らは、とにかくたくさんの物を溶かし、吸収しやすい状態にし
かつ、病的な影響を起こす悪いものを倒す酸なんかをかけたりしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
他の細胞は、いくら他の働きが出来ても
物を溶かして吸収しやすくする。なんて事は出来ませんから
溶かす物がある時は、「胃」にエネルギーを送ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
「胃」は働きますから、当然疲れますが
周りから送ってくれたエネルギーで、元気に働ける訳です。
 
 
 
 
 
 
 
ところが、
この「胃」湿気に弱いという特性が有って
物を飲みすぎたりしていると酸が弱ったりして
いつも以上に働かなくてはなりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに、座り続けていると上手く動けなくて
酸が混ざらないんです。
適度な水分・運動が大切なのですが
これが出来なくなる訳ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ですが!!
「胃」が頑張らないと物は溶けず、吸収できる状態にはないので
身体全体が弱ってしまう訳です。
だから、「胃」頑張ります。とっても頑張ります。
 
 
 
 
 
 
 
栄養を届けたいあの子(細胞ですが笑)の為にも必死に働く。
だって、皆が助からないと自分だって長く生きられませんもんね。
そんな風に共生して細胞たちは生きています。
というか、我々の身体はそんな風に動いてくれています。
 
 
 
 
 
 
 
 
今は、胃の話だけでしたが
もっと複雑に、でも思ったよりずっとシンプルなルールで
身体は活動しています。
 
 
 
 
 
 
 
「胃」がおかしいなぁ
って思った時には
「胃」だけ、おかしいんじゃ無いんです。
健康な「胃」の働きを助けられないのは「周り」も疲れているんです。
 
 
 
 
 
 
 
一箇所だけで生きるんでなく
「皆がイキイキ元気に生きる事を全ての細胞という命は望んでいます。」
ぜひ、身体に異常が現れた時は
一度、全身を見返してあげてください。
 
 
 
 
 
 
 
人体、という一つの自然は
「シンプルかつダイナミックなルール」によって動いています。
それを突き動かす物を
「生命力」と言います。
 
 
 
 
 
 
 
身体に現れた症状は、大切なルールがおかしくなってしまった証拠。
疲れた時は、自分の背景を大切にしてあげる姿勢が必要です。
「生命力を高める」これが、今後の医療の大きなポイントです。