月に一度、太鼎堂鍼灸院で開かれる「誰でも参加できる東洋医学講座」です。

家庭でできるセルフケアを学ぶことができます。

一緒に学んで、みんなで元気になる時間。そんな会のお話をまとめてみました!

この記事を読んだあなたも、元気な毎日を過ごせますように。ぜひお役立てくださいね

　今日の元気度は何%ですか？

子供の頃の100%と今の100%は違うけれど、その年齢で出せる100%に近い と病が少なくはつらつとして見えます。

逆に元気度が下がってきた人は弱々しく病的に見えます。

では、いつから100%の路線から外れて下がってきてしまったのでしょう。

その起点の前にはケガをしていることがほとんど。ケガをすることによって体 が不自然な状態となります。

治ったつもりでもケガを負った側と負っていない 側のひずみが⻑年たまって、ある時不調が出たり病気方面へ進んでしまう。

例えば頭痛持ちの人は、頭だけ見るのではなくて、全身的に不自然なところはないかを見て、昔負った古傷の治療をすると頭痛が起こらない体になっていきます。

　天人地(てんじんち)という言葉があって、人は天と地に挟まれた存在 にあって、天と地の力をたくさん受け取って生きています。

天の運行は自然な流れで、四季だったり、昼夜・時間などがあります。 自然な流れには人はあらがえません。

自然が求めてるものとずれてくると 病気になります。

頭寒足熱と言いますが、頭が冷たくて足が温かいのが体の自然な状態。

今多くの人が足が冷たくて頭が熱 い。これは不自然な状態です。

今の人は、夜遅くまで起きていたり、生活も不自然なことが多い。

不自然な状態で生きているから不自然な体になっていって、不調が出たり病気になってしまいます。

　また、病気や自分に降りかかるすべてのことには意味があって、気づきを与え、学び成⻑させようとしま す。

「命」という字は、人は一度は叩かれると書きます。

学び、自分を修正していくと元気になっていきます。

　今回は生まれてからのケガの歴を聞いて、そこに元気棒をしまし た。

また、おひさまのポカポカした温かさ(天の力)も相手の体に注 ぐイメージでやってみました。

過去のケガを聞くと「このケガが、体にこういう影響を与えて今 のこの状態に繋がってるのかも」とイメージができました。

天の力で更に効果が上がる感じもして、ゆるんだりすることはもち ろん、より治療しているような気持ちにもなって楽しかったです。