【電子版】太鼎堂便り秋号 子育て座談会
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横浜 鶴見にある鍼灸院が
取材、編集、配布まですべて地域の方と一緒に作っている地域密着型健康情報誌です。
整理された質の高い情報を「元気になれ!」の気持ちを込めてお届けしています。
元気な毎日、安心な地域で、子どもたちが笑顔で過ごせますように!
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地域に広がる元気の輪
〜子育て座談会〜
どこへ行っても治らないアトピー、病名のつかない不調や不登校
原因不明の咳や赤ちゃんの体調管理にも
鍼灸治療を取り入れるお母さんたちにお話を伺いました
【「まず、ここが治ってきたね」 元気になる未来が開けた】
Tさん(息子 高1・小5)
長男が生後10ヶ月ぐらいからアトピーがひどくなりました。薬でとにかく症状を抑える。止めるとまた出る。小学生の頃に症状が治ったと思っていたら、中学生になった途端また出て。その時には私も仕事をしていましたし、前はあらゆるものを探して遠くの病院にも行ったんですけど、疲れてしまった。もう近所でお願いするしかない。
「祖父や母が鍼灸を受けていた事があったな」という記憶と『太鼎堂便り』が来ていたのも気になっていたので勇気を振り絞ってメールをしました。本人も色々な治療をやってきたので、全く抵抗なく鍼灸院へ。今までは症状を見てそれに対しての治療ということがほとんどでしたが、詳しくお話を聞いてくださるところから始まり、いろんな質問に対して話をする中で私も思い返すことが多々あり。そこでまず『ほっとした』というか。「頑張っていきましょう。良くなりますよ。」「きっと未来は開けてくる」みたいなことを言われて、気が滅入ってたのが元気をもらいました。今では家族みんなで鍼灸を受けています。
アトピーが出てる所はまだあるけど「まずここが治ってきたね。良かったね。」と目に見える変化がすごく前向きになれるし健康に向かっているんだという安心感がある。前は「どうしてもこの症状を治さなきゃ」「早く早く」と焦っていたのが、今は「こういう時もあるよね」っていうくらいの距離感で病気と付き合いながら、元気になって行けたら良いなと思います。
【病名のつかない不調 日々の小さな変化を見守る】
Hさん(息子 小6・小4)
次男はちょっと体が不器用なんです。字は書けるけどすごく疲れる。こだわりや感覚過敏があるけど、病名がつくほどではない。そういう事もあって、登校拒否しちゃったんです。そんな時に太鼎堂のYouTubeで登校拒否についての動画を見つけて「ここなら子どもも診れるし、登校拒否も扱ってるし、ドンピシャだ」と思いました。「普段の元気は何%?」「体が元気じゃないと気力も上がらないよ」と言っていて、すごく分かるなって。
治療を受けて、癇癪が無くなってきました。症状の波はあるけど、波があるから、キレやすい時やトゲトゲしてるのが分かりやすくなる。そのトゲトゲのぶり返しも治まり、穏やかになってきています。体調が情緒にもすごく影響する。いじめが起こるかどうかにも関係すると思うんです。
のちに長男も登校拒否に。元気になっていく弟を見て「絶対に連れて行った方がいい」と思い、今は兄弟でお世話になっています。
鍼灸治療の後から出てくる症状もある。「お母さんはわかんないからね。あなたの体だから、次回先生に言うのよ。」と伝えています。自分の体に対して見方がちょっとずつ変わってきている。お兄ちゃんも巻き込んだので、二人とももっと体のことを考えてくれたらいいなと思います。
【原因不明の咳から 体調管理まで】
Sさん(息子 高1・中3・小5・0歳)
次男が小6の頃。はげしい咳が急に出だしてコロナも流行っていて、学校に行きたいのに行けない。行けても早退や遅刻、別室で勉強するような事が2ヶ月近く続きました。検査しても原因が分からない。どうしようって時に「主人の友達に鍼灸の先生がいる」と。でも鍼灸ってご年配の方が受けるイメージだったので子どもにはどうなんだろうって思っていて。
治療してもらったら咳がすごくラクになったんです。今までの古傷にも鍼をして。鍼灸は咳が出てる『その時』だけじゃなくて、昔傷めたところから治療するのがすごいと思いました。
治療は月に1回。原因も分からないし、本人は症状がずっと続くと思ってたかもしれない。でも先生に話を聞いてもらったり、鍼をやってもらうと楽になる。体調も良くなる。気持ち的にもすごく安心したというか。咳が治った後もちょっと疲れるとか偏頭痛が出ると「鍼に行きたい」。「体調が悪くなったら鍼」と思っているみたいです。
鍼灸は家族の体調管理にもなる。お白湯で体を温めることを知るだけでも全然違う。それまで冷たい物を飲んでたので正直「え?」って思いながら。本当に朝一杯のお白湯で体がスッとします。
【東洋医学を もっと身近に】
Mさん(息子 4歳・2歳・0歳)
夫が鍼灸師なので自然の流れで受け始めました。私自身アレルギーや色んな症状が改善されていって、子どもが生まれた時は陣痛の時も鍼をしてもらって。鍼灸が身近にあって子どもも受けられるんだって知りました。おかげで子どもたちも風邪をひきにくいし、元気に過ごしています。
冷たいものが良くないとか、甘いものはどのくらい控えたら良いかとか。治療を受けるだけじゃなくてそういう話も聞けるのは大きいと思います。子どもは体の不調を口でうまく伝えられないから。睡眠と食事と、生活の中に東洋医学を取り入れるってすごくいいなと思います。
妊婦さんって色んなことに敏感になるし不安じゃないですか。鍼灸治療を知ってると、逆子も治してくれるとか、体を温めるとか、お白湯が良いとか。やるやらないは別として、色んな情報を知ってることが安心材料になりました。どういうお産をするかがその後の子育てに大きく関わってくるなって、すごく感じています。
思ったより自分の体って、理解するのが難しいですよね。「自分は元気」と思っても、そうじゃなかったり。子どもが小さい頃から鍼灸を受けてて、そうやって元気な大人になっていけたら、すごく良いなぁって思います。
【家族の元気は ママの元気から】
(Sさん)
前は「自分でやる」って変な意地があって。うまくやれなくてイライラしちゃう悪循環だったんですけど、上の子がだいぶ手が離れて4人目が生まれて、みんなに「ちょっとやってくれる?」が言えるようになったんです。
(Mさん)
頼るの大事ですよね。私も最初は「全部自分で」みたいな感じでしたけど、絶対ひとりじゃできないから。頼るのはすっごい大事。自分の体調が悪かったりすると余計にね。
(Tさん)
産後すぐは特に大変ですよね。思い返せばそうだった。さっきちょっと赤ちゃんを抱かせてもらっただけで「こんな時期があった」ってすごく癒されて。今日帰ったら息子にちょっと優しくなれそう。こういう場がもっとあったら、ママにも少し休んでもらえて良いなって。ママの体調が一番大事。ママが倒れちゃうと、家庭も仕事も回んなくなっちゃうもんね。
(Hさん)
私も産後3ヶ月は出かける気力がないほどしんどかったです。妊娠前からでも鍼灸を受けたいですよね。
(Tさん)
もっと早く知ってたら全然違っただろうな。お母さんが鍼灸を受けてみて、良いと思ったら自然と「子どもにも」ってなると思う。
(Mさん)
そうしたらもっともっと元気なひとが増えるかな。
取材担当者より
今回の座談会では、子育てと健康に向き合うお母さんたちのリアルな声が聞けました。
治療との出会いから、悩んでいた症状など興味深い話ばかりでした。
お困りの症状や、治療の変化はそれぞれですが、元気になるというゴールは一緒なんだと再確認できました。
自分も子どもも元気になることを体感したお母さんたちの言葉が、1人でも多くの方に届くといいなと思います。
本当の元気を知ったお母さんたちの空間はとても居心地が良くついつい長話になってしまいました(笑)
坂本
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