【不眠】うまく眠れないパターン3つとそれぞれの解消法について
おはようございます!
人と社会を元気にする太鼎堂鍼灸院、院長の高橋です!
最近、「不眠傾向があるんです」という方を治療して
熟睡へと誘っている鍼灸師の高橋です。
驚くかもしれませんが、治療中にイビキをかきながら休まれる方もいるんです
先日こんなツイートをしたんですね
脳の疲労を鍼灸で取るって、やってる本人としては結構当たり前だし、受けていて「脳が揉まれてる気がします」って言う人も多い。大体やると眠くなる。ちなみに鍼は刺さない赤ちゃんにも使うやつ。技量が上がれば、触れるだけで脳の興奮を緩ませて疲労をとるんです。鍼灸おもろい
— 高橋洋輔 @太鼎堂鍼灸院 (@Yousuke_TEI) February 13, 2021
加筆しながら、まとめてみるとこんな感じです。
- 脳疲労⇨鍼灸で取る事が可能
- 治療中に「脳が揉まれている感覚がする」と仰る方もいる
- 脳疲労を取ると、疲労感が取れて自然と眠くなる
- 使用する鍼は、赤ちゃんや妊婦さんにも安心して用いれる”刺さらない鍼”
- 技量が増せば、積極的に脳の興奮を緩ませられる
今日は、この点を深掘りしてみたいと思います。
⦅ 不眠傾向の方 ⦆
⦅ 熟睡感の無い方 ⦆
⦅ 何だか疲れが取れないなぁという方 ⦆
には価値のある内容かと思います!
人は何故不眠傾向になるのか
結論から言えば、東洋医学的な「のぼせ」と関連が深いです
のぼせというのは・・
全身の循環が弱くなり、気が上って降りなくなり上部の問題が起きてしまう状態
と言えます。
一般用語ですけれど、東洋医学的な感覚で解説しているので違和感があるかもしれません。
この状態になってしまう主な要素としては
①日常的な疲労が強すぎる
②感覚器官を使いすぎている(脳疲労が強い)
③過去にムチウチや、「あれは痛かった」と記憶のある怪我をした事がある
大きく分けるとこれらの3点があり、治療をしていきます。
順番にみていきますね!
1.日常的な疲労が強すぎる
疲れすぎて眠れない、というパターンですね。
例えば、
・体が疲れすぎる(強い筋肉痛の起きるような運動など)
・精神が疲れすぎる(考えすぎて気持ちがすり減るほどのストレスなど)
誰しも経験があるんでは無いかなぁと思います。
そもそも人は、疲れると「生命力を消耗」すると当院では考えていますが
体にしても精神にしても、疲れすぎると様々な問題が起こるんですね。
「眠る」というのは、結構能動的な行動でして
寝ている時=内臓の修復の時間 だからです。
体は休まずに働いてくれているんです(感謝、、)
イメージで言うと、日中は何かを作っている工場が、夜間はメンテナンスをしている。みたいな感じですかね!
何もしていないわけではなく、次の日に向けて準備をしているんですね。
なので、活動することをOFFにした状態、というよりも
眠る・休むことをONにする。と考えた方が辻褄が合う事が多いです。
この、ONにする力までを使い切ってしまう事で
上手く休めない状態が出来上がってしまいます。
つまり、全身的な疲労が強すぎて休むという状態を作れない
そんな状態だと思ってください。
ちなみに、、
内臓の回復が必要=内臓疲労が強い方
は朝起きた時に「まだ眠いな」とスッキリ起きられない事が多いです。
先程の喩えで言えば、夜間のメンテナンスが朝まで終了しなかった状態ですね
対処法としては
「生活でかかる、疲労を見直す」です。
つまり、まずは眠るために一旦休みましょう。という事です。
2.感覚器官を使いすぎている(脳疲労が強い)
最近特に多いのがこちらです。正直、このブログはここを書きたいので書いたくらいです。
脳の疲労が強いタイプです。
先程のタイプとも近いのですが
体の中には「特殊感覚器」という器官があるのですが
これらを使いすぎると起きるパターンです。
特殊感覚器には、目・耳・舌・鼻
などがあります、これらが疲れると人は脳疲労を起こします。
いわゆる五感を働かせすぎている状態です。
特に、スマートフォンやPC作業などで「目」を酷使している人は多いです。
リモートワークなどで
体を使わず、目や耳だけを使って仕事をする方も増えました。
先程の「疲れすぎパターン」と同じで、偏った疲れは不眠の原因となります。
治療では、顔周りの痛みや硬さなどを調べるとすぐ分かるのですが
これは相当疲れているな、というのがよく分かります。
耳たぶの斜め後方で顎の後ろ側に窪みがあるんですが、
そこを押さえて「痛い!」とか「硬い・指が入らない」と感じれば、のぼせが起きている証拠です。
場合によっては頭のテッペンが熱く感じる人もいると思います。
このタイプの方は、治療をしていると
スヤァっと眠りに入ってしまう事が多いです。
治療から帰って寝ていても、いつもよりグッスリ眠れる事が多いそうですよ。
対処法としては
「目を休ませてあげる」です。これだけでも脳疲労の回復につながります。
極力スマホやPCから離れてあげましょう。
難しければ、【1分だけ目をつむる】がおすすめです。
3.過去にムチウチや、「あれは痛かった」と記憶のある怪我をした事がある
最後は、古傷によって不眠になるパターンです。
人は生きていて必ず怪我をしてしまうので(幼少期などは覚えてない怪我も多いです)
誰しも可能性があるパターンなのですが、、。
ムチウチになった事がある方はほぼ確実に古傷が存在しています。
怪我って「治った」と思うじゃないですか。
でも本当は、「気にならない程度に体に共存している」が正しいんですね。
足の捻挫なんて90%以上の人がしているし
首のムチウチ(頭や顎を打った、高いところから飛び降りたなど気づかないものも)も95%くらいの人がしてます。
私が今まで10年は治療してますけど、なかった人って本当一部です。
古傷は、雑にまとめてしまえば
体に異状を起こし続けるんですね。
怪我した当初は問題なくとも、時間が経って問題が起こるものもあるので厄介です。
調理の際に出る生ゴミって、出た瞬間はそうでもないのに
時間が経つと匂いが出たり、虫が寄ってきたり色々問題起こるじゃ無いですか。
古傷ってそんな感じなんですね。
時間が経って問題が起こるものもあると覚えておいてください。
対処法としては、
申し訳ないんですが、古傷の処置が必要です。
前述の1・2を試してダメだったらぜひ専門家に相談してください。
自分で言うのもなんなんですが古傷の治療ができる鍼灸師はそういないので
探してみてくださいね。
私が知っている方も紹介できるかもしれないので、連絡いただいても結構です
いかがだったでしょうか?
まとめてみると
①全身的な疲労と向き合う事
②目疲れなどを解消し、使いすぎない事
③古傷を体から取り除くこと
という感じです!
ここに挙げたのは大まかに取り入れやすい内容です。
詳しく診ていけば、もっと色々な事が分かりますし
隠れた問題も見つかるかもしれません。
自分の体を詳しく学んで、改善したい!と思われる方は
こちらの↓オンライングループで一緒に学ぶのもおすすめです
元気な元気の研究所
【おまけ?】
ちなみにこちらの動画には、自分で脳疲労を捉えたり、ケア出来る方法も載せてみました。
脳疲労ってむくみとの関係性も深いんですね。
むくみを解消しながら脳疲労を取るセルフケアについても話しています。
【むくみ】しつこいむくみと脳疲労の関係を鍼灸院の院長が解説。
それでは、みなさんお元気で!!
*********************
▷東洋医学が難病に挑戦するリアルタイムドラマ
note 「治療をギフトに〜難病とはりきゅう〜」
▷Instagram(元気になる太鼎堂鍼灸院の空気感に触れてみてください):
太鼎堂鍼灸院
https://www.instagram.com/taiteidou.acu
もし太鼎堂鍼灸院の治療を受けたら、 #太鼎堂鍼灸院 をつけて投稿してもらえると嬉しいです♪
(もちろん、付けなくても大丈夫ですよ!シェアしたい気持ちの時に!)
▷Youtube:太鼎堂鍼灸院チャンネル
東洋医学や鍼灸治療で「元気(=絶好調)」になる!
自分の「体の取説」作りたい方はぜひ!!
東洋医学に入門(チャンネル登録)はこちら:https://bit.ly/2UhEn1P
▷公式LINE:
最新のお知らせをしています
【お友達登録】はこちらから!
「健康積み立て情報」:ちょっと元気にするニュース・イベントのお知らせ・ブログなどを不定期にお伝えしていきます! ▷元気になるお話会元気になるお話会誰でも参加できる【東洋医学の知恵を身につける講座】をしています。毎月第3木曜日10:00〜11:30太鼎堂鍼灸院付近でやってます。自分で自分の健康を作るお手伝いをいたします。「あなたらしさ100%」で生きるその知恵は東洋医学に詰まっています。
参加費は500円(初回のみ2,500円でテキスト代が含まれます)お問い合わせは↓https://taiteido.com/contact/
▷Twitterはこちら:
つぶやいてます。
気軽にフォローください!
週替わりで見ると幸せになるブーケを飾っているので、幸せのおすそ分けです!
お花屋さんのホームページです(花屋SPROUT さん♪)https://www.sprout0203.com/
元気になるお話会「うんちで元気のセルフチェック」
ぎっくり腰は暴飲暴食から⁈ 元気に年を越すために知っておいてほしいこと〜その1甘いもの対策編〜
二十四節気(秋〜冬)
体の門番【扁桃】を強めて風邪知らずになる方法
自分と大切な人を元気に【健康文化祭】
元気になるお話会「お風呂の誤解」
ポスティングマラソンまであと10日になりました!
元気になるお話会「夏場の冷えの落とし穴」
めまい、頭痛、関節痛…低気圧が苦手なかたへ
9月22日、鶴見に元気をばら撒きます
太鼎堂便りの裏側⑥〜お便りが届きました!〜
【電子版】太鼎堂便り秋号 東洋医学×栄養 4つの便秘タイプとその対策
【電子版】太鼎堂便り秋号 子育て座談会
【電子版】太鼎堂便り秋号 “本当に元気”にする「健康の三本柱」
【電子版】太鼎堂便り秋号 優々散歩 「娘のおかげで料理ができる」菅野 波津子先生
【電子版】太鼎堂便り秋号 子どもを元気にするアツい大人たち 須田洋平さん
【電子版】太鼎堂便り秋号 子どもを元気にするアツい大人たち 藤牧 孝仁さん
【電子版】太鼎堂便り秋号 子どもを元気にするアツい大人たち 野坂法行さん
【電子版】太鼎堂便り秋号 子どもを元気にするアツい大人たち 市川 恵子さん
【電子版】太鼎堂便り 秋号「子どもの元気」
太鼎堂便りの裏側⑤〜入稿完了しました!〜
太鼎堂便りの裏側④〜子育て座談会やってみました編〜
太鼎堂便りの裏側③〜レイアウト編〜
二十四節気(夏〜秋)