「壬寅」と太鼎堂鍼灸院のスタート
おはようございます!
横浜 鶴見の
「人と社会を元気にする」太鼎堂鍼灸院 院長 高橋です!
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年は、壬寅(みずのえとら)
ちょっと今日は、この言葉を掘ってみたいと思います。
「へー!そんななんだ!いい年になりそう!」となってくだされば幸いです。
壬寅
というのは、十干十二支の一つなんですね。
(今は意味が分からずともOKです)
初詣などでお寺や神社にいくと「暦(こよみ)」というのが頒布されています。
昔ながらのカレンダーですよね。
昔は農業なんかが身近でしたから自然をよ〜く意識して生活をしていたんです。
種を撒くのはいつがいいかとか、雨の量はどうかとか
その年の「自然の流れ」を知る術があったんですね。
占いなんかもそうですが、「気の流れ」を把握する能力に長けた人や学問が有って
それを、その年毎にまとめたのが「暦」です。
寒くなるよー、とか風が多いよーとか、災害が多い年だよーとか
年によって変化する自然の流れを掴んで生活していた訳です。
「いい年みたいだから、いつもより種まきを増やしてみよう」
とか
「雨が多いみたいだから、土いじりをしっかりと準備をしておこう」
とかね。
そんなことを暦を読みながら考えた訳です。
今で言えば、
「今年の運勢いいみたい!あらたな挑戦を始めてみよう!」
とか
「地固めの年だから、勉強頑張って資格でも取っておこう」
なんて応用がされていますよね。
こんな感じで
「その年の持つ空気感」や「運気」を示す言葉としてまとめたのが
「十干十二支(じっかんじゅうにし)」というものです。
暦はこれについて解説しているような訳ですね。
先程の
「壬寅」は2つの言葉からできています。
壬
寅
の2つです。
寅の部分は、ねずみから始まる〇〇年みたいなやつです。
今年は寅年なんですね。十二支ですから、寅の他に11個あります。
聞きなれないのは壬(みずのえ)ですよね。
十干(じっかん)のうちのひとつです。
甲、乙、丙、丁…なんて言葉が10個並ぶんですが、これは五行論という思想から生まれました
(五行が五なので×2=十干というかたちです。)
壬という字一文字にもいくつか意味があるのですが
「糸巻き」という意味を持っていたりします。
↓これです
壬という字は、
糸を巻きつけるための土台と糸を表しているので
糸が巻きつきながら大きくなっていく様子を表したりしてます。
糸を巻いていくと、段々と膨れてくる訳ですが
大きくなっていくような様子を表す言葉として、壬が使われる訳です。
妊婦さんもお腹が大きくなっていきますが、ここにも壬という字が入っていますよね。
(字って面白いですよね。)
昔の人は、喩えばなしがとっても得意なので、
よくこういった喩えの言葉を用いることがあります。
「大きくなってきた?あぁ、それって糸巻きみたいな感じだよね」みたいな感じでしょうか。
ピンとくるかは置いておいて。(笑)
改めて糸巻きというのは、
巻くことによって大きくなる訳ですが、それを「成長」や「発展」の象徴として捉えてきました。
例えば、
「中心的な人物が、多くの人を巻き込んで大きな渦にしていくような様子」
と捉えれば、
イベントなどが成功していく様子にも思えますし、
コミュニティを作ることで発展していく様子にも捉えれます。
伝わりますかね?^^;
妊娠もコミュニティの発展も壬という言葉で表現できる訳ですが
「そんなの全然一緒じゃないよ!!」と思われるかもしれません。
ただ、古代の人に言わせれば「気の働きでみると同じことなんだよ」と伝えてくれているようです。
そんな訳でですね、
まとめますと壬は「芽吹き・発展」なんてイメージを持っていくといいです。
何か始めたことがグッと伸びてくる様子(ただ、まだまだ不安定ですから大切に大切に。)だと感じる。
今年は何かを始め、芽吹かせ、成長させる年にしてもいいかもしれませんね!
ぜひ、新しく何かに挑戦する年にしてみましょう。
太鼎堂鍼灸院は昨年の移転から初めてのお正月でした。
1/4から開始をしていますが、連日ドッと患者さんがいらしていて
「自分をドンドン元気にしたい!」という思いで溢れています。
今年も、
元気になるお話会や鍼灸師向けの講習会、
そして院内の研修や学会の参加などさまざまやっていきたいと思っていることばかりです。
自分たちの技量も、人間性も成長できる年にしていきたいです。
ひとつひとつを大切に大切にしながら
しっかりと発展させていきたいと思っています。
長くはなりましたが、年頭のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和四年 壬寅
太鼎堂鍼灸院 院長 髙橋洋輔
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