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「ブレインフォグ」と鍼灸治療

おはようございます!

横浜 鶴見の

「人と社会を元気にする」太鼎堂鍼灸院院長 高橋です!

今日は「ブレインフォグと鍼灸治療」というお話をしていきたいと思います!

 

 

冬季休診 2022年12月27日(午後枠)〜2023年1月4日はお休みを頂戴します。

新年は5日より開院しております。

年末年始はご予約が込み合っておりますので、ご希望の際はお早めのご連絡をおすすめいたします。

 

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「ブレインフォグ」に悩まれる方が増えてきました。

 

結論からいいますが、ブレインフォグは治療が可能です。

 

 

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが

ブレインフォグとは以下のような状態です

 

「頭がすっきりしない」

「なんとなくだるい」

「考えがまとまらない」

「動きたくない」

「不安感や焦りが強い」

など、脳の働きや、精神的な異状を感じます。

 

 

コロナ後遺症によるもの、ワクチンによるものなど、きっかけは様々ですが

症状としては概ね上記のようなものです。

 

 

2021年頃から、当院にも来院が始まりました。

データとしてまとめてみますと、

【最も長い病態の方】10ヶ月

【併発する症状】うつ症状、頭痛、めまい、呼吸がうまくできない、眠りの浅さ・中途覚醒、肩こり、胃腸の不調、生理痛、冷え、適応障害

【男女差】なし

【年齢層】20〜50代(26歳〜54歳)

【治療回数】2~12回

となっております。

 

もっとデータが集まる事で、見えてくる状態もあると思います。

今後もまた続報があればまとめますが、現状はこのような形です。

 

 

治療中の方が2名を除き(現在3診目と10診目)、全員が寛解しています。

 

 

全ての病は「生命力の低下」と考えて治療を行なっていきますが、

対応すべき要素はそれぞれに違いました。

 

 

治療をした上で要素(ブレインフォグに影響していた)になっていたと考えられた点は以下の通りです。

①頸の古傷(全員に共通)

②呼吸器に関連する背骨の異状

③手術の既往

④胸の骨がくすぐったい(知覚過敏、圧痛)

⑤冷え

⑥脳疲労

 

 

①・②・③は「古傷の治療」をする事で改善をしました

④・⑤は「お灸」をする事で改善しました(②・③にも用いる場合があります)

⑥は「脳疲労を抜く鍼」で改善しました(不眠を訴えていましたが、治療中に寝ていました)

 

 

 

ちなみに、古傷の治療についてはこちらを参考にしてください。

不調の原因は古傷?!

 

 

あくまで、同じブレインフォグでも

「なにによって体に影響が出たか」は様々です。

 

 

コロナ後遺症で出た方もいますが、コロナにかかっても何も問題がない人もいます。

つまり、そこが本質ではないという事ですね。

 

 

もう一点注意点として

ブレインフォグには「度合い」があります。

 

具体的には

「頭が回らない」という状態を%表記にしたとして

 

50%回らない状態

30%回らない状態

10%回らない状態など

 

それぞれに度合いがあるんです。

 

50%であれば明らかですが、「勘違いかも?」という状況もありえます。

 

 

事実、この症状は【本人が気づかないもの】も存在します。

周りから見ていて「最近、浮かない表情が多い」「疲れが溜まっている様子がある」「口数が減った」「楽しくなさそう」

など、外から見ていてわかるものも多いです。

 

 

実際に、ご家族の方が「最近、様子がおかしい」と相談にこられる例もあります。

 

 

単純に、休むことや忙しさが去る事で落ちつくものもありますので

慌てずに回復に専念いただければと思いますが、いつまでも回復しないようであれば受診が必要です。

2週間程度様子を見て、落ち着かなければご相談ください。

 

 

 

鍼灸治療院は

「慰安的な鍼灸」をする院と、「治療としての鍼灸」をする院で分かれます。

先日、自分でお仕事をお持ちの患者さんの方から「先生の院は、”治療”をしているんですね。今までの鍼灸の概念が変わりました」と言われました。

 

 

我々、太鼎堂鍼灸院は

今後も「人と社会を元気にする」を実行しながら、あらゆる病と戦っていきたいと考えております。

 

 

ご相談あれば、いつでもご連絡くださいませ